女性初の「棋士」を目指す「里見香奈・女流四冠」 なぜ将棋の男女差はここまで大きいのか(デイリー新潮) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 女性初の「棋士」を目指す「里見香奈・女流四冠」 なぜ将棋の男女差はここまで大きいのか(デイリー新潮) - Yahoo!ニュース Yahoo!ニュース (出典:Yahoo!ニュース) |
里見 香奈(さとみ かな、1992年3月2日 - )は、日本将棋連盟(関西本部)所属の女流棋士。森雞二九段門下。女流棋士番号は33。島根県出雲市出身。島根県立大社高等学校卒業。終盤での鋭さからキャッチフレーズは「出雲のイナズマ」。女流棋士の川又咲紀は妹。 父と後に小学生将棋名人戦の県代表となる兄が 68キロバイト (8,793 語) - 2022年7月25日 (月) 03:09 |
昔から「囲碁は男と女の棋力に極端な差はないが、将棋は違いすぎる」と言われてきた。その理由を「陣取り合戦の地味な囲碁に比べて、敵将(王、玉)を詰める、つまり殺す将棋は、変化も激しい。女性は付いていけないからではないか」などと推察されることもあった。
男女の力量差について問われた里見は、「歴史も違うけれど、現状としてはかなり差はあると感じているので、少しでも埋められるようにしたい。隣の囲碁界では男女が拮抗している印象を受けるので、私自身の刺激となっている」と答えている。
かつて大山康晴・十五世名人(1923~1992年)が、テレビで「どうして女性は将棋が弱いのですか?」と尋ねられた時、「そうですね。ご婦人方は取った駒を貯め込んでしまって、なかなかお使いになろうとなさらないからだと思います」と言ったことがある。将棋には角や飛車、金、銀などをバシバシと捨てていかないと勝てない局面が多々あるので、大名人はそれをユーモアを交えて「女はケチだから負ける」という意味で言ったのだろうか。禿頭に丸眼鏡の独特の風貌で、ぼそりと語った様子がおかしく、噴き出した記憶がある。
2年前の秋、筆者が司会役で「サンデー毎日」誌上で観戦記者たちの座談会をした際、男女の棋力差の話題になった。結論として、「当然ながら女性の脳みそと男性の脳みその違いの問題などではまったくなく、将棋をやっている女性がまだまだ少なすぎるから」ということに落ち着いた。座談会では、里見やライバルの西山朋佳・女流二冠(27)への期待は極めて大きかった。
(デイリー新潮)
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