八代 (やしろ わたる、1994年3月3日 - )は、日本将棋連盟所属の棋士。青野照市九段門下。棋士番号は287。静岡県賀茂郡東伊豆町出身。 将棋を覚えたのは小学校1年生の頃。ちょうど東伊豆町から隣の伊東市に引っ越すタイミングで、中学校教師である父から教わった。4年生になって伊東の支部の小さな道場…
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第3局立会人の青野九段は、前夜祭で「本局を勝った方がタイトルをとる可能性が高い」と“予言”していた。第3局の結果を受け、「広瀬八段にとっては、自分のペースで運んでいた将棋が、藤井竜王にかかるとこうなってしまうのかという嫌な感じがあると思う。そういう意味では、この将棋の意義は本当に大きい」として、今後の七番勝負の藤井竜王優位を予想する。
一方、第3局の新聞解説を務めた八代七段の見解はやや異なる。第3局中盤で藤井竜王が△1二香から端攻めを見せたのに対し、▲2七桂~▲3七金と形にこだわらずに受けた「強気の受け」を、広瀬八段の充実している証しと見る。

 八代七段は「星取りでは藤井竜王が一つリードしたが、開幕から第3局まで、広瀬八段の作戦がうまくいって内容的には押している。このまま一気に行くとは思えない」と予想する。

注目の第4局は8、9日、京都府福知山市の福知山城で行われる。
(読売新聞)