佐藤 康光(さとう やすみつ、1969年10月1日 - )は、将棋棋士。タイトル通算13期(歴代7位)。永世棋聖の資格保持者。棋士番号は182。田中魁秀九段門下。京都府綴喜郡八幡町(現八幡市)出身。いわゆる「羽生世代」の一人に数えられる。2011年4月から2017年1月まで日本将棋連盟の棋士会、2017年2月から日本将棋連盟会長。 44キロバイト (6,410 語) - 2021年11月13日 (土) 13:26 |
11/24(水) 20:40
ABEMA TIMES
“会長”佐藤康光九段、最終盤で大逆転勝利 郷田真隆九段下す 挑戦権獲得まであと2つ 年度勝率も7割超え/将棋・棋王戦挑決T
佐藤康光九段(左)と郷田真隆九段
将棋の棋王戦挑戦者決定トーナメントが11月24日に行われ、佐藤康光九段(52)が郷田真隆九段(50)に138手で勝利、渡辺明棋王(名人、王将、37)への挑戦権まであと2勝と迫った。
両者間では通算62局目となった一局は、角換わりから佐藤九段がダイレクト向かい飛車を採用。対抗形になると、守りに使うはずの銀を早々に前線に出す奇策。佐藤九段らしい独創的な指し手を見せた。形勢としては郷田九段が有利、さらには優勢で進めていたものの、両者ともに持ち時間がほぼなくなった最終盤で、郷田九段の指した一手を契機に、形勢が大逆転。一瞬で勝勢になった佐藤九段が、好機を逃さず勝ち切った。
この勝利で佐藤九段は勝者組の決勝に進出。これに勝利すると、敗者復活戦の優勝者と挑戦者決定の二番勝負を行う。勝者組優勝者は1勝、敗者復活戦優勝者は2勝が必要なため、佐藤九段はここから2連勝すれば、挑戦権獲得となる。なお勝者組の決勝の相手は永瀬拓矢王座(29)と豊島将之九段(31)の勝者。
日本将棋連盟の会長としても多忙な日々を送る佐藤九段だが、この勝利で2021年度の成績は24局で17勝7敗、勝率は.7083まで上がり、ついに7割超えとなった。
(ABEMA/将棋チャンネルより)
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